リノベーションの施工事例をご紹介します

リノベーションの施工事例をご紹介します

リノベーションは価値を上げる改装です。

多くの場合は古い住宅を改装し、より付加価値の高い住宅に作り替えます。

それにより、住宅の基本性能が上がり、利便性も向上します。

ただ、リノベーションは中古住宅だけではありません。新築住宅にも施すことがあるのです。

そのような事例を考えるならば、リノベーションは志向の住宅を作る工程と言えないでしょうか。

ここでは戸建てのリノベーションを3つの事例を紹介します。

リノベーションの可能性を感じることができるでしょう。

 

杉無垢とタイルの和の家

こちらは中古住宅のリノベーション事例の1つです。

購入後にリビングとトイレをリノベーションしました。

トータル的なテイストは「和」をベースに現代的なものに構成してあります。

なお、構成部材は杉材を基本とし、和のイメージを崩さないようにタイルを張っています。

 

 

リビングの様子です。

全体に杉をふんだんに使っています。杉は香りのよい木材です。室内にふんわりと漂う良い香りを楽しめそうです。

また、広々としている点で開放的な窓も特徴的。リビングを明るく照らします。

ちなみに、杉材は古来より日本の建築物で多く使われて来た実績があります。経年変化も魅力的で、醸し出す風格は一級品とも言えます。

これから長い期間に渡って少しずつ家は変わるでしょうが、その渋みを帯びる変化を楽しめることでしょう。

 

 

リビングを別のアングルで撮った写真です。

窓とキッチンの位置関係が分かります。

キッチンは奥まってしまうケースが多く、どうしても暗くなりがちです。

しかし、この住宅は窓とキッチンは直線的に通じているので、窓からの光が入りやすく、明るいです。

 

 

こちらはキッチンの様子。

対面式のペニンシュラ型を採用しています。

キッチンのデザインも和の雰囲気を壊さない配慮が行き届いています。ブラック系の色は漆塗りを思わせるデザイン。杉で作った部屋と見事にマッチしています。

 

 

こちらはトイレの様子です。

トイレも和のテイストをふんだんに盛り込んでいます。

特徴的なのは塗り壁です。杉材と合わせた色調で、コテで独特のテクスチュアを作っています。

職人の作る塗り壁は世界で2つとない逸品物。オリジナリティ溢れる和のスペースとなっています。

ちなみに、トイレの塗り壁は珪藻土によるもの。調湿機能などの優れた効果を持つ壁です。

 

 

ダイニングキッチン新築リノベーション

リノベーションと聞くと古い住宅の付加価値を上げる改装ですが、多くの場合は古い家を改装しています。例えば、築60年の古民家を現代風にアレンジし、カフェのような和モダンの家を作った…といったリノベーションです。

しかし、冒頭でも挙げたように、リノベーションは必ずしも古い家にするとは限りません。新築であっても好みの家にするためにリノベーションにする事例があるのです。例えば、新築の建売住宅を購入してリビングダイニングキッチンをリノベーションする例。これによって、新築で好みの家が出来上がるのです。

ここで取り上げる家も新築をリノベーションしたもの。ダイニングキッチンを好みの仕様にリノベーションしています。

 

 

ダイニングキッチンはカウンターの付いたペニンシュラ型。キッチンの内部は広々としていて作業スペースが非常に広いです。これによって作業スペースが確保されます。

また、デザインも木の風合いを生かしたもの。温かみのあるデザインとなっています。照明の放つ暖色系の光とマッチして、おしゃれな空間を作っています。

 

 

こちらはキッチンを前から見た光景。カウンターが広く作ってあるので、多くの物を並べることが可能。お客様が集まるホームパーティーなどでも対応が可能です。

なお、キッチンを構成する内装材はリビング部分のフローリング材ともマッチする仕様。コーディネートの面から見てもパーフェクトです。

 

 

こちらはキッチンの内部の様子。

広々とした作業スペースが特徴的なばかりでなく、収納が豊富な点も特徴的です。

キッチンは物が多くなってしまいがちで、収納に困るケースが多く見られます。例えば、コーヒーセットをついつい買ってしまい、しまう場所がなくなってしまった…といったケースです。

しかし、このキッチンの場合はそのような状況でも対応が可能。増えてしまった食器も問題無く置くことができます。

なお、壁に作ってある棚のデザインもおしゃれです。カウンターと同質の素材を使うことによって、キッチンのコーディネートをしています。

 

 

ちなみに、こちらはリノベーションの前のキッチンの状況。

ペニンシュラ型のキッチンではありますが、あまりにもシンプル過ぎて面白みに欠けます。フローリング材と色調は合わせてありますが、パンチの効く要素がなく、存在感も薄れます。

リビングダイニングキッチンは住宅の司令塔とも言える部分。この住宅の場合、司令塔の存在感を前面に出すことによって、おしゃれな家に変えていると言えるかも知れません。

 

 

風と光が通り抜けるナチュラルテイストリノベーション

<Before>
<After> 

 

まずは間取りを見てみましょう。

この家は間取りを変えたリノベーションです。1階部分の10畳の和室と7.5畳の和室を繋げて20.25畳のリビングダイニングキッチンを作っています。

元々が和室で、しかも仏壇や床の間などのスペースがあったので、そこも有効活用している家と言えるでしょう。

また、これに伴ってキッチンの位置も変更。

リビングとの距離を縮めてコミュニケーションのできる位置としています。

他にも、この家はウッドデッキを設けている点が特徴。リビングと直結しているので、リビングが広々とした開放的な空間となっています。

 

 

 

リビングダイニングの様子です。

ウッドの風合いを前面に出したリビングダイニングキッチンなので、窓から差しこむ光が柔らかい雰囲気を醸し出しています。

また、ダイニングとリビングを仕切る格子も特徴的。開放的な雰囲気を壊さないために、格子のピッチを広く取っています。

 

 

 

こちらは階段の様子。

ウッドをふんだんに使っていることから全体的に柔らかく、優しい雰囲気に仕上がっています。

雰囲気の柔らかさは居心地にまで影響します。その点、この家はウッドとホワイトを基調としているので、おしゃれで居心地の良い空間を作っていると言えるでしょう。

 

 

トイレの状況です。

他の場所と同様にウッドを多用しています。柔らかい雰囲気はここにも連続していると言えそうです。

 

 

まとめ

戸建てリノベーションの事例を取り上げました。古い住宅であっても高品質でおしゃれな家によみがえっていることが分かったことでしょう。また、新築であっても、より高品質な仕様に変えるケースがあることも把握できたのではないでしょうか。

ともかくとして、リノベーションは価値を上げる改装です。間取りにしても素材にしても、施主の好みに変えることは可能。…更に言うならば、優れたリノベーション会社であれば顧客の望むレベルの更に上の家を作ることが可能。より住みよい、しかもおしゃれな家をお届けします。

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